不審者の格好

不審者というと見るからに怪しい格好をしている人を想像するかもしれません。
しかし、最近のデータでは一番多いのがスーツとなっていて、次が作業着や普段着、その次にジャージとなっているそうです。

一番多いのがスーツというのは意外ですね。
しかし、スーツをきていてアタッシュケースのような荷物を持った見慣れない人が住宅地をうろうろしていても不審に思われないため、そのような格好をして空き巣を行う犯罪者が多いそうです。セールスマンや営業中のサラリーマンと見分けがつかないからです。
その点、作業着やジャージなどは空き巣犯のイメージに合致して怪しまれやすいといえるかもしれません。

また、マンションに侵入してくる時に宅急便を装って建物に侵入する空き巣もいるそうです。オートロックでインターフォンにカメラがついている物件でも宅配便を装っていれば荷物が多くても怪しまれません。建物内ををうろついていても宅急便の人だと思わせることができます。

不審者は住宅街の中の公園で長い時間ベンチに居座って周りの家の様子を伺っていることが多いそうです。
また、何度も同じ所をうろうろ歩いていたり、家が留守かどうかを確かめています。インターフォンをおして留守を確かめる空き巣もいるそうです。