泥棒の下見

泥棒は空き巣に入る家を必ず下見すると言われています。
よく言われているのは一週間は狙っている家を観察して住人の行動パターンを調べるということです。
留守になる時間帯や来客があるかどうかなどを念入りに調べています。泥棒はわたしたちが思っている以上に頭を使って犯行に及んでいるということですね。

また、泥棒はひとりとはかぎりません。複数人で反抗に及ぶ可能性も考えられます。一人を見張りに立てて侵入を試みることもあるそうです。
ですから、自宅の周りをうろうろしている人がいたり、携帯電話をかけながら徘徊している人がいたら十分注意をするようにしましょう。

泥棒が下見をするときに気をつけるポイントがいくつかあります。
例えば、「玄関や窓にしっかり鍵がかかっているかどうか」「敷地内に侵入しやすく、もしものときに逃げやすいか」「見通しが悪いか」「通行人が多いかどうか」「家族構成とその生活パターン」「窓のクレセントは開けやすいタイプか」・・・などなどです。

このような泥棒が気にするポイントをしっかり防犯対策しておけば狙われる心配も少なくなります。

また、留守かどうかをインターフォンを鳴らして確認する泥棒もいます。居留守を使うと泥棒と鉢合わせてしまう可能性がありますので危険です。子供だけの留守番は特に注意が必要でしょう。

また、泥棒が自分だけにわかるような目印を周囲に残している可能性もあります。不審なマーキングを見つけたらすぐに消すようにしましょう。